放射線測定器と測定用途の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
放射線測定器と測定用途の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ CR-39 ― ²⁵²Cf 外部被ばく中性子が作る反跳陽子の飛跡を数える検出器で、中性子の外部被ばく測定に適します。
- ⑵ アルベド線量計 ― ²²³Ra 排水濃度アルベド線量計は中性子の個人被ばく測定用で、排水濃度の測定には使いません。
- ⑶ ホールボディカウンタ ― ⁹⁰Sr 内部被ばく⁹⁰Srは純β線放出核種で体外から測れません。ホールボディカウンタは使えません。
- ⑷ 電離箱式サーベイメータ ― ¹²⁵I 表面汚染密度電離箱式サーベイメータは線量率の測定用で、表面汚染密度にはGM管式を用います。
- ⑸ 液体シンチレーションカウンタ ― ³H 内部被ばく(バイオアッセイ法)³Hは低エネルギーβ線のみを出すため、試料を液体シンチレータに溶かして測ります。
解説
正解は⑴と⑸です。CR-39 は固体飛跡検出器で、中性子が作る反跳陽子の飛跡をエッチングして数えるため、²⁵²Cf のような中性子線源による外部被ばくの測定に適しています。³H は低エネルギーのβ線しか出さず体外からは測れないので、尿などの試料を液体シンチレータに溶かすバイオアッセイ法で内部被ばくを評価します。アルベド線量計も中性子用、ホールボディカウンタはγ線を出す核種用で、⁹⁰Sr には使えません。電離箱式サーベイメータは線量率の測定に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成