非密封放射性同位元素の汚染箇所に対してスミアろ紙を用いたふき取りを行いGM 管式…
非密封放射性同位元素の汚染箇所に対してスミアろ紙を用いたふき取りを行いGM 管式サーベイメータで測定をしたところ、総計数率が1,200,100 cpm、バックグラウンド計数率が100 cpm であった。間接法による表面汚染密度[kBq/cm²]として正しいのはどれか。ただし、ふき取り効率を0.1、ふき取り面積を100 cm²、検出器の計数効率を0.4、ふき取り試料の線源効率を0.2 とする。
- ⑴ 2.52.5kBq/cm²はふき取り効率で割る処理を省いた場合の値です。
- ⑵ 2.5 ×10計数効率と線源効率、ふき取り効率、面積を順に処理すると25kBq/cm²となります。
- ⑶ 1.5 ×10²1.5×10²は毎分の計数率をそのまま使うなど、単位の換算を誤った値です。
- ⑷ 2.5 ×10²2.5×10²はふき取り効率で二重に割ってしまった場合の値です。
- ⑸ 1.5 ×10³1.5×10³は分から秒への換算を行わずに計算した場合に近い値です。
解説
正解は⑵です。まず総計数率からバックグラウンドを引くと1,200,000cpm、これを60で割って毎秒20,000カウントになります。これを検出器の計数効率0.4 と線源効率0.2 の積で割ると、ふき取ったろ紙の上にある放射能は250,000Bq と求まります。ふき取り効率が0.1 なので、実際に表面にあった放射能はその10倍の2,500,000Bq です。これをふき取り面積100cm² で割ると1cm²あたり25,000Bq、すなわち25kBq/cm² となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成