血管造影検査で焦点寸法が0.3 mm のX 線管を用いて焦点受像器間距離を100…
血管造影検査で焦点寸法が0.3 mm のX 線管を用いて焦点受像器間距離を100cm としてX 線撮影を行った。造影目的の血管が受像器から20 cm 焦点側にあるとき、この血管の幾何学的不鋭(半影)の大きさ[μm]に最も近いのはどれか。
- ⑴ 1515μmは距離の比を0.05として計算した場合の値で、条件と合いません。
- ⑵ 2525μmは焦点寸法だけを距離で割った場合に近い値です。
- ⑶ 3535μmも距離の比の取り方を誤った値です。
- ⑷ 5050μmは距離の比を100cmで割って求めた場合の値で、分母の取り方が誤りです。
- ⑸ 750.3mm×(20÷80)=0.075mm=75μm となります。
解説
正解は⑸です。幾何学的不鋭は、焦点寸法に、被写体から受像器までの距離を焦点から被写体までの距離で割った比を掛けて求めます。焦点受像器間距離が100cm で、血管は受像器から20cm 焦点側にあるので、焦点から血管までは80cm です。したがって0.3mm に20を80で割った0.25 を掛けて0.075mm、すなわち75μm となります。被写体を受像器に近づけるほど不鋭が小さくなるという関係が、この式から読み取れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成