頭部単純CT 像(別冊No. 14)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
頭部単純CT 像(別冊No. 14)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
- ⑴ 骨骨は頭蓋の外周に連なる構造として区別でき、脳実質内に孤立して現れることはありません。
- ⑵ 梗塞梗塞は低吸収域として現れます。高吸収を示す所見とは逆になります。
- ⑶ 出血脳実質より高い吸収値を示し周囲に浮腫を伴う領域で、急性期の脳出血の所見です。
- ⑷ 腫瘍腫瘍は単純CTでは等吸収から軽度高吸収にとどまることが多くなります。
- ⑸ アーチファクトアーチファクトは骨に挟まれた部位に線状や帯状として現れ、辺縁の形が異なります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。矢印が示すのは、脳実質より明らかに高い吸収値をもち、周囲に低吸収の浮腫を伴う辺縁のやや不整な領域です。急性期の脳出血に特徴的な所見で、血腫中のヘモグロビンが高いCT値を示します。骨は頭蓋の外側に連なる構造として区別でき、梗塞は逆に低吸収域として現れます。腫瘍は単純CTでは等吸収から軽度高吸収にとどまることが多く、アーチファクトは後頭蓋窩の骨に挟まれた部位に線状や帯状として現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成