腹部の血管造影写真(別冊No. 10)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
腹部の血管造影写真(別冊No. 10)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
- ⑴ 脾動脈左方へ向かい膵上縁に沿って蛇行しながら脾臓へ達する走行で、脾動脈にあたります。
- ⑵ 総肝動脈総肝動脈は右方へ向かって肝臓へ走ります。走行の向きが逆です。
- ⑶ 左胃動脈左胃動脈は上方へ向かい、胃の小彎に沿って分布します。
- ⑷ 腹腔動脈腹腔動脈は大動脈から出た短い幹で、すぐに3本に分かれます。
- ⑸ 右胃動脈右胃動脈は固有肝動脈などから分かれる細い枝で、太さも走行も異なります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。腹腔動脈は腹部大動脈から前方へ短く出たのち、左胃動脈・総肝動脈・脾動脈の3本に分かれます。このうち脾動脈は左方へ向かい、膵臓の上縁に沿って蛇行しながら脾臓へ達するのが特徴で、示された像の矢印はこの蛇行した走行にあたります。総肝動脈は右方へ向かって肝臓へ、左胃動脈は上方へ向かって胃の小彎に分布します。右胃動脈は固有肝動脈などから分かれる細い枝です。走行の向きと蛇行の有無で見分けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成