左肘関節側面のX 線写真(別冊No. 8)を別に示す。矢印で示す部位と名称の組合…
左肘関節側面のX 線写真(別冊No. 8)を別に示す。矢印で示す部位と名称の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ ア ― 橈骨アが指す位置は橈骨とは異なる部位です。橈骨は前腕の外側にあり、近位端に橈骨頭をもちます。
- ⑵ イ ― 滑車イが指す位置は上腕骨遠位端の滑車とは異なります。
- ⑶ ウ ― 鈎状突起ウが指す位置は鈎状突起とは異なります。鈎状突起は尺骨近位端の前方に出る突起です。
- ⑷ エ ― 尺骨エが指す位置は尺骨骨幹とは異なります。
- ⑸ オ ― 肘頭尺骨近位端の後方に突き出た大きな突起で、肘頭にあたります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。肘関節側面像では、尺骨の近位端の後方に突き出た大きな突起が肘頭で、上腕骨の肘頭窩に収まります。矢印のオはこの部位にあたります。肘頭のすぐ前下方にある突起が鈎状突起で、前方へ向かって出ています。上腕骨の遠位端には内側に滑車、外側に小頭があり、橈骨は前腕の外側、尺骨は内側の骨です。側面像では橈骨と尺骨が重なって見えるため、突起の形と上腕骨との関係から順に位置を確かめていくと間違えません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成