皮膚について正しいのはどれか。
皮膚について正しいのはどれか。
- ⑴ 構成成分に漿膜がある。皮膚は表皮・真皮・皮下組織からなり、漿膜は含みません。
- ⑵ 体温を調節する働きがある。発汗と真皮の血管の収縮・拡張によって熱の放散を調節し、体温を保ちます。
- ⑶ 加齢とともに厚さが増加する。加齢とともに表皮も真皮も薄くなります。向きが逆です。
- ⑷ 真皮は角化扁平上皮からなる。角化重層扁平上皮からなるのは表皮です。真皮は結合組織です。
- ⑸ 癌化する場合は腺癌の頻度が高い。皮膚癌では基底細胞癌や有棘細胞癌が多く、腺癌の頻度は高くありません。
解説
正解は⑵です。皮膚は汗をかいて気化熱を奪い、真皮の血管を広げたり縮めたりして熱の放散を調節することで、体温を一定に保つ働きをもちます。構成成分は表皮・真皮・皮下組織で、漿膜は含まれません。加齢とともに表皮も真皮も薄くなり、真皮は膠原線維を主体とする結合組織で、角化重層扁平上皮からなるのは表皮のほうです。皮膚の癌では基底細胞癌と有棘細胞癌という扁平上皮系のものが多く、腺癌の頻度は高くありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成