視交叉に解剖学的に最も近い部位はどれか。
視交叉に解剖学的に最も近い部位はどれか。
- ⑴ 眼球眼球は視神経を介して前方に離れた位置にあり、直接は接していません。
- ⑵ 小脳小脳は後頭蓋窩にあり、視交叉からは大きく離れています。
- ⑶ 下垂体トルコ鞍の上方にあり、下垂体のすぐ真上で鞍隔膜をはさんで接しています。
- ⑷ 松果体松果体は第三脳室の後方にあり、視交叉とは前後に離れています。
- ⑸ 脳梁膨大部脳梁膨大部は視交叉より後上方に位置します。
解説
正解は⑶です。視交叉は左右の視神経が交わる場所で、トルコ鞍の上方、下垂体のすぐ真上に位置します。両者は鞍隔膜をはさんで接しているため、下垂体腺腫が大きくなって上方へ伸びると視交叉を押し上げ、両耳側半盲を生じます。眼球は視神経を介して前方に離れており、松果体は第三脳室の後方、脳梁膨大部はさらに後上方、小脳は後頭蓋窩にあります。矢状断のMRIで下垂体と視交叉の位置関係を確かめておくと、症状の説明がしやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成