粒子線治療において拡大ブラックピーク法のピーク幅を決めるパラメータはどれか。
粒子線治療において拡大ブラックピーク法のピーク幅を決めるパラメータはどれか。
- ⑴ 処方線量処方線量は照射する量を決めるもので、ピークの幅とは関係しません。
- ⑵ アイソセンタの深さアイソセンタの深さはピークをどこに置くかに関わり、幅は決めません。
- ⑶ CTV の側方向の長さ側方向の長さはコリメータで整える範囲に関わります。
- ⑷ PTV の深部方向の長さ深さ方向に平坦な線量域の幅は、標的の深部方向の長さに合わせて決めます。
- ⑸ ビームの入射エネルギー入射エネルギーは到達する深さ、すなわちピークの位置を決める要素です。
解説
正解は⑷です。拡大ブラッグピーク法は、リッジフィルタや回転する階段状のフィルタでビームのエネルギーに幅をもたせ、深さ方向に広がった平坦な線量域を作る方法です。そのピーク幅は、標的である計画標的体積〈PTV〉の深部方向の長さに合わせて決めます。アイソセンタの深さや入射エネルギーはピークの位置、すなわちどの深さに線量域を置くかを決める要素です。処方線量は照射する量、標的の側方向の長さはコリメータや多葉コリメータで整える範囲に関わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成