非密封核種内用療法で使用される核種はどれか。
非密封核種内用療法で使用される核種はどれか。
- ⑴ ⁶⁷Ga⁶⁷Gaは腫瘍や炎症の診断に用いる核種で、治療には使いません。
- ⑵ 99mTc99mTcは最も広く使われる診断用核種です。治療には用いません。
- ⑶ ¹²³I¹²³Iは甲状腺や脳の診断に用いる核種です。治療には¹³¹Iを用います。
- ⑷ ¹²⁵I¹²⁵Iはシード線源として密封して使います。非密封の内用療法ではありません。
- ⑸ ²²³Ra塩化ラジウムとして骨転移に用いる内用療法の核種で、α線で近傍の腫瘍を壊します。
解説
正解は⑸です。²²³Ra は塩化ラジウムとして、去勢抵抗性前立腺癌の骨転移に対する内用療法に使われます。カルシウムと同じように骨代謝の盛んな部位に取り込まれ、飛程の短いα線で近くの腫瘍細胞だけを壊すため、周囲への影響が小さいという特徴があります。⁶⁷Ga・99mTc・¹²³I はいずれも診断に用いる核種で、γ線を放出します。¹²⁵I は前立腺癌のシード線源として使われますが、これは密封小線源治療であり、非密封の内用療法ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成