放射性医薬品投与3時間後のシンチグラム(別冊No. 7)を別に示す。投与部位はど…
放射性医薬品投与3時間後のシンチグラム(別冊No. 7)を別に示す。投与部位はどれか。
- ⑴ 経口経口投与では胃から腸へと消化管に沿った分布になります。
- ⑵ 静脈内静脈内投与では心臓や肝臓、腎臓など血流の多い臓器が描かれます。
- ⑶ 動脈内動脈内投与では、その動脈が養う領域に限って強い集積が見られます。
- ⑷ 膀胱内膀胱内投与では膀胱と、逆流があれば尿管が描かれます。
- ⑸ 脳脊髄腔内脊髄くも膜下腔から脳槽に沿った分布で、脳脊髄腔内に投与したときの像です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示されたシンチグラムでは、投与3時間後に脳脊髄液の通り道である脊髄くも膜下腔から脳底部の脳槽にかけて放射能が線状・帯状に分布し、血液プールや臓器への集積は見られません。脳脊髄腔内に投与したときの像で、髄液の流れと漏れを調べるRIサイスタノグラフィにあたります。静脈内や動脈内に投与すれば心臓や腎臓など血流の多い臓器が写り、経口投与では消化管、膀胱内投与では膀胱と尿路が描かれるため、分布の形が明らかに異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成