脳のMR 像(別冊No. 5)を別に示す。中脳水道はどれか。
脳のMR 像(別冊No. 5)を別に示す。中脳水道はどれか。
- ⑴ ア前後に長く弓なりに走る構造で、脳梁にあたります。
- ⑵ イ間脳に挟まれた扁平な腔で、第三脳室にあたります。
- ⑶ ウ第三脳室と第四脳室をつなぐ細い管で、中脳の背側を走る中脳水道です。
- ⑷ エ小脳と脳幹に挟まれたテント状の広がりで、第四脳室にあたります。
- ⑸ オ後頭蓋窩の下方に続く腔で、大槽にあたります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。中脳水道は第三脳室と第四脳室をつなぐ細い管で、中脳の背側、上丘と下丘の腹側を前後方向に走ります。正中矢状断では、松果体の下方から小脳の前方へ向かう細い高信号の線として描かれます。ここが狭くなると非交通性水頭症を起こすため、臨床的にも重要な構造です。示された像では、第三脳室の後方から第四脳室へつながる細い管が該当します。脳梁や透明中隔腔、第四脳室とは位置と形が異なるので、つながり方で見分けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成