超音波画像診断装置のゲインを調整したときに変化するのはどれか。
超音波画像診断装置のゲインを調整したときに変化するのはどれか。
- ⑴ 送信される超音波の振幅送信超音波の振幅を変えるのは送信出力の調整です。ゲインでは変わりません。
- ⑵ 送信される超音波の周波数送信周波数はプローブと送信条件で決まり、ゲインとは無関係です。
- ⑶ 送信される超音波のパルスレートパルスレートは観察する深度や表示モードで決まります。
- ⑷ 受信機から出力される電気信号の振幅受信した信号の増幅度を変える調整なので、出力される電気信号の振幅が変化します。
- ⑸ 受信機から出力される電気信号の周波数増幅しても信号の周波数は変わりません。振幅だけが変化します。
解説
正解は⑷です。ゲインは、受信した反射信号を電気信号に変えたあとの増幅度を変える調整です。したがって変化するのは受信機から出力される電気信号の振幅であり、画面全体の明るさが一様に上下します。送信する超音波の振幅は送信出力(アコースティックパワー)で決まり、周波数はプローブと送信条件、パルスレートは深度と観察モードで決まるため、ゲインを動かしても変わりません。患者への音響出力を増やさずに画像を明るくできる点が、ゲイン調整の利点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成