MRI 装置の超伝導磁石で正しいのはどれか。
MRI 装置の超伝導磁石で正しいのはどれか。
- ⑴ 形状はオープン型である。超伝導磁石は筒型のトンネル型が主流です。オープン型は永久磁石などに多く見られます。
- ⑵ コイルの線材は銅である。線材はニオブチタン合金などの超伝導材料です。銅では抵抗がゼロになりません。
- ⑶ 冷却に液体ヘリウムを用いる。線材を液体ヘリウムで約4Kまで冷やし、超伝導状態にして強い磁場を作ります。
- ⑷ 3T を超える高磁場は得られない。臨床機でも3Tが普及し、研究用には7T以上の装置もあります。
- ⑸ 電流が流れている間は電力が消費される。電気抵抗がゼロなので、電流が流れ続けても電力は消費されません。
解説
正解は⑶です。MRIの超伝導磁石は、ニオブチタン合金の線材を液体ヘリウムで約4K まで冷やし、電気抵抗をゼロにして強い磁場を作ります。抵抗がないので、一度電流を流せば電源を切っても磁場が保たれ、電力を消費しません。形状は筒型のトンネル型が主流で、オープン型は永久磁石や常伝導磁石に多く見られます。コイルの線材は銅ではなく超伝導材料で、臨床機でも3T が普及し、研究用では7T 以上の装置も使われています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成