焦点外X 線で正しいのはどれか。2つ選べ。
焦点外X 線で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 陽極の全体から発生する。散乱した電子が陽極の広い範囲に当たるため、実焦点の外側を含む陽極全体から発生します。
- ⑵ 画像のコントラストを低下させる。照射野外にも到達してかぶりを作るため、画像のコントラストを低下させます。
- ⑶ 線質は焦点近傍ほど光子のエネルギーが高い。焦点近傍ほど高エネルギーになるわけではありません。焦点から離れるほど硬い線質になります。
- ⑷ 集束電極で集束されなかった電子のため生じる。原因は陽極で散乱した電子です。集束電極で集束されなかった電子によるものではありません。
- ⑸ 発生する量は回転陽極よりも固定陽極の方が多い。陽極面積の広い回転陽極のほうが発生量は多くなります。向きが逆です。
解説
正解は⑴と⑵です。焦点外X線は、ターゲットで散乱した電子が陽極の別の場所に当たって生じるX線で、実焦点の外側を含む陽極の全体から出ます。照射野の外にもX線が広がるため、画像全体にかぶりを作って被写体コントラストを下げます。集束電極で集束されなかった電子によるものではなく、線質は焦点から離れるほど硬くなるとされ、焦点近傍ほど高エネルギーという記述は当たりません。発生量は陽極面積の広い回転陽極のほうが多くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成