ソクマル診療放射線技師

図のように厚さx[cm]の水ファントム(背景)の中に直径d[cm]の球状の気泡が…

図のように厚さx[cm]の水ファントム(背景)の中に直径d[cm]の球状の気泡がある。この水ファントムに光子フルエンスϕ0 の一様なX 線を入射させたとき、背景を透過した光子フルエンスをϕ1、気泡の中心を透過した光子フルエンスをϕ2 とする。背景に対するこの気泡の被写体コントラストC を、C = ϕ2 −ϕ1ϕ1で定義するとき、C を表す式で正しいのはどれか。ただし、この入射光子エネルギーに対する水の線減弱係数をμ[cm−1]とし、気泡中の光子の減弱は考えない。また、散乱線の寄与は無視する。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴です。背景を通った光子は厚さxの水で減り、気泡の中心を通った光子は水の厚さがdだけ短いので、その分だけ多く残ります。両者の比は減弱係数と直径の積の指数関数になります。コントラストは差を背景で割った値なので、この比から1を引いた形になり、減弱係数と直径の積の指数関数から1を引いた式が得られます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題