腹部造影CT(別冊No. 7A)と治療2週間後の腹部単純CT(別冊No. 7B)…
腹部造影CT(別冊No. 7A)と治療2週間後の腹部単純CT(別冊No. 7B)を別に示す。行われた治療は何か。
- ⑴ 凍結療法低い吸収の、領域になります。
- ⑵ 肝部分切除術臓器の形が、欠けます。
- ⑶ 定位放射線療法形は、すぐには変わりません。
- ⑷ 肝動脈化学塞栓術油性の造影剤が残り、白く写ります。
- ⑸ ラジオ波焼灼療法これも、低い吸収になります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。肝動脈化学塞栓術では、腫瘍を養う動脈から抗癌薬と油性の造影剤を注ぎ、塞栓物質で血流を止めます。油性の造影剤が腫瘍に残るため、治療の後の単純撮影で腫瘍が白く強く写るのが特徴です。切除では臓器の形が欠け、焼灼や凍結では低い吸収の領域になり、定位放射線治療では形がすぐには変わりません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成