肺癌の放射線治療について正しいのはどれか。
肺癌の放射線治療について正しいのはどれか。
- ⑴ 進行期肺癌の治癒率は80%程度である。治癒率は、はるかに低くなります。
- ⑵ 局所進行性の非小細胞肺癌には小線源治療が標準治療である。標準治療では、ありません。
- ⑶ 早期の非小細胞肺癌には体幹部定位放射線治療の適応がある。手術に近い成績が、得られています。
- ⑷ 放射線肺臓炎は放射線治療から数年後に発症のピークがある。数か月以内に、起こります。
- ⑸ 肺の病巣へ放射線治療を行う場合に化学療法の併用は禁忌である。併用が、標準になります。
解説
正解は⑶です。手術ができない早期の非小細胞肺癌では、少ない回数で高い線量を正確に当てる体幹部定位放射線治療が行われ、手術に近い成績が得られています。進行期の治癒率は低く、局所進行例では化学療法との併用が標準で禁忌ではありません。小線源治療は標準ではなく、放射線肺臓炎は治療後の数か月以内に起こります。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成