脳の一方向にのみmotion probing gradient[b =1,000…
脳の一方向にのみmotion probing gradient[b =1,000 s・mm−2]が印加された拡散強調像(別冊No. 1)を別に示す。矢印の解剖名称で正しいのはどれか。
- ⑴ 視床灰白質で、線維の束ではありません。
- ⑵ 脳回表面の、ふくらみです。
- ⑶ 脳溝表面の、溝にあたります。
- ⑷ 脳脊髄液位置が、異なります。
- ⑸ 脳梁線維が左右にそろい、信号が落ちます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。脳梁は左右の大脳半球をつなぐ線維の束で、線維が左右方向にそろって走っています。傾斜磁場を一方向だけにかけると、その向きに沿った線維では水分子が動きやすく信号が落ちるため、脳梁が暗く目立ちます。視床は灰白質、脳回と脳溝は表面の構造、脳脊髄液は拡散が速く暗く写りますが、矢印の位置とは異なります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成