上腹部MRI における細胞外液性ガドリニウム造影剤を使用したT1 強調ダイナミッ…
上腹部MRI における細胞外液性ガドリニウム造影剤を使用したT1 強調ダイナミック撮影について正しいのはどれか。
- ⑴ 腎癌の診断に有用ではない。診断に、有用です。
- ⑵ 膵癌の診断に有用ではない。これも、有用な検査です。
- ⑶ 動脈相では、脾臓の造影効果は肝臓のそれよりも低い。脾臓のほうが、高くなります。
- ⑷ 動脈相の撮影は、造影剤投与開始後5分程度で開始する。20秒から30秒で、始めます。
- ⑸ 動脈相では、腎皮質の造影効果は腎髄質のそれよりも高い。血流が豊富で、強く染まります。
解説
正解は⑸です。腎皮質は血流が豊富なため、動脈相では髄質よりも強く染まり、両者の差がはっきりします。この造影剤は腎癌や膵癌の診断にも有用で、動脈相では脾臓がまだら状に強く染まり肝臓より高い造影効果を示します。動脈相の撮影は投与開始からおよそ20秒から30秒で始めます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成