5Gy のX 線を2回、2〜3時間の間隔をあけて照射すると、間隔をあけなかった場…
5Gy のX 線を2回、2〜3時間の間隔をあけて照射すると、間隔をあけなかった場合よりも細胞の生存率は上昇するが、間隔を5〜6時間にすると再び生存率が低下することがある。この現象を説明するのに最も適切なのはどれか。
- ⑴ Repair(回復)生存率が上がる、はじめの説明です。
- ⑵ Rebound(逆戻り)4つのRには、含まれません。
- ⑶ Repopulation(再増殖)もっと長い時間の、話になります。
- ⑷ Redistribution(再分布)感受性の高い時期へ、そろって進みます。
- ⑸ Reoxygenation(再酸素化)腫瘍の酸素環境の、話です。
解説
正解は⑷です。間隔を2時間から3時間あけると亜致死損傷からの回復で生存率が上がりますが、さらに時間が経つと、1回目を生き延びた細胞が感受性の高い時期へそろって進むため、2回目で多く死にます。これが再分布で、生存率が再び下がる理由になります。再増殖はもっと長い時間、再酸素化は腫瘍の酸素環境の話です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成