放射線被ばくによる急性死で正しいのはどれか。
放射線被ばくによる急性死で正しいのはどれか。
- ⑴ 骨髄死は被ばく後1〜2日で起きる。3週間から4週間ほど後に、現れます。
- ⑵ 腸管死は骨髄死より少ない線量で起きる。より高い線量で、起こります。
- ⑶ 中枢神経死は10 Gy の全身被ばくで起きる。さらに高い線量が、必要です。
- ⑷ 骨髄死は白血球や血小板の減少による感染症や出血による。感染症や出血によって、起こります。
- ⑸ 中枢神経死をもたらす病態の回復には造血幹細胞移植が有効である。移植は、効きません。
解説
正解は⑷です。骨髄死は造血幹細胞が傷ついて白血球と血小板が減り、感染症や出血で起こります。被ばくから3週間から4週間ほど後に現れます。腸管死は骨髄死よりも高い線量で起こり、中枢神経死はさらに高い線量で起こるため、10グレイ程度では起こりません。中枢神経死に造血幹細胞移植は効きません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成