健常成人の上腹部超音波像(B モード)について正しいのはどれか。
健常成人の上腹部超音波像(B モード)について正しいのはどれか。
- ⑴ 副腎を描出することはできない。条件が整えば、描出できます。
- ⑵ 脾静脈は膵臓の背側に描出される。膵体部を探す、目印になります。
- ⑶ 腎皮質と髄質を区別することはできない。輝度が異なり、区別できます。
- ⑷ 固有肝動脈は門脈本幹よりも太く描出される。門脈本幹より、細く描出されます。
- ⑸ 大動脈周囲のリンパ節を描出することはできない。腫大していれば、描出できます。
解説
正解は⑵です。脾静脈は膵臓の背側を走り、上腸間膜静脈と合流して門脈になります。膵体部を探す目印としてよく使われます。副腎や大動脈周囲のリンパ節も条件が整えば描出でき、腎臓は皮質と髄質で輝度が異なるため区別できます。固有肝動脈は門脈本幹より細く、両者は太さで見分けられます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成