MRI 検査室内に白い煙のようなものが認められた。発生原因として考えられるのはど…
MRI 検査室内に白い煙のようなものが認められた。発生原因として考えられるのはどれか。
- ⑴ 液体ヘリウムが気化した。冷たい気体で、水分が凝結しています。
- ⑵ 装置の静磁場強度が上昇した。上昇しても、煙は生じません。
- ⑶ 検査室内の酸素濃度が上昇した。むしろ、酸素は追い出されます。
- ⑷ 床にこぼれた造影剤が気化した。造影剤は、このようには気化しません。
- ⑸ 検査台がRF パルスによって発熱した。発熱しても、煙にはなりません。
解説
正解は⑴です。超伝導磁石を冷やしている液体ヘリウムが急に気化する現象をクエンチといい、冷たい気体で空気中の水分が凝結して白い煙のように見えます。酸素が追い出されて酸素欠乏になる危険があるため、ただちに退避させて換気します。静磁場強度の上昇や造影剤の気化、検査台の発熱では、このような現象は起こりません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成