1.5 T のMRI 装置と比較して、3T の装置でみられるのはどれか。ただし、…
1.5 T のMRI 装置と比較して、3T の装置でみられるのはどれか。ただし、静磁場強度以外の条件は同一とする。
- ⑴ T1 値の延長縦緩和に時間がかかり、延長します。
- ⑵ T2 値の短縮ほとんど、変わりません。
- ⑶ SAR の減少比吸収率は、むしろ増えます。
- ⑷ 磁気回転比の増大核に固有の値で、変わりません。
- ⑸ 化学シフト[ppm]の増大百万分率で表すため、変わりません。
解説
正解は⑴です。静磁場が強くなると縦緩和に時間がかかるようになるため、T1値は延長します。T2値はほとんど変わらないか、やや短くなる程度です。高周波の電力が組織に吸収される割合は静磁場強度のおよそ2乗に比例して増えるので、比吸収率は減らずに増えます。磁気回転比は核に固有の値で変わらず、化学シフトの値も百万分率で表す限り変わりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成