MRI に用いる造影剤について正しいのはどれか。2つ選べ。
MRI に用いる造影剤について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ Gd 造影剤はT1 緩和時間を短縮する。縦緩和を速め、明るく描きます。
- ⑵ MRCP では造影剤を用いることはない。用いることが、あります。
- ⑶ Gd 造影剤はT2 緩和時間に影響を与えない。横緩和にも、影響します。
- ⑷ Gd - EOB - DTPA は肝腫瘍の診断に用いる。肝細胞に、取り込まれます。
- ⑸ Gd 造影剤による重篤な副作用は知られていない。重い副作用も、知られています。
解説
正解は⑴と⑷です。ガドリニウム造影剤は常磁性体で、水素原子核の縦緩和を速めてT1強調像で明るく描きます。またエトキシベンジル基を持つ製剤は肝細胞に取り込まれるため、肝腫瘍の診断に用いられます。磁気共鳴胆管膵管撮影でも消化管の信号を消す造影剤を使うことがあり、横緩和にも影響し、腎性全身性線維症という重い副作用も知られています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成