X 線が複数の線減弱係数の異なる組織を透過することによって生じるX 線写真の陰影…
X 線が複数の線減弱係数の異なる組織を透過することによって生じるX 線写真の陰影変化を説明するのはどれか。
- ⑴ 重積効果通り道の吸収が、すべて重なります。
- ⑵ 接線効果辺縁が、強調される現象です。
- ⑶ ヒール効果陽極側で、線量が下がる現象です。
- ⑷ 部分容積効果断層像で、起こる現象です。
- ⑸ Groedel〈グレーデル〉効果角度を付けて撮る、方法の名です。
解説
正解は⑴です。X線写真は立体を1枚の平面に写すので、通り道にある組織の吸収がすべて重なって濃度に現れます。これが重積効果で、肺野に心臓や肋骨が重なって見えるのもこのためです。接線効果は辺縁が接線方向で強調される現象、ヒール効果は陽極側で線量が下がる現象、部分容積効果は断層像で起こる現象です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成