定位放射線治療の線量計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
定位放射線治療の線量計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 側方電子平衡は無視できる。成り立たず、無視できません。
- ⑵ 電離空洞は小さい方がよい。大きいと、平均してしまいます。
- ⑶ 出力係数の測定が必要である。照射野ごとに、大きく変わります。
- ⑷ フィルムは検出器として用いられない。分解能が高く、有用です。
- ⑸ 電離箱線量計のステム効果は無視できる。これも、無視できません。
解説
正解は⑵と⑶です。定位放射線治療では照射野が小さいので、空洞が大きいと線量を平均してしまい正しく測れません。また小さい照射野では出力が大きく変わるため、照射野ごとの出力係数の測定が欠かせません。側方の電子平衡は成り立たず、フィルムは分解能が高く有用で、ステム効果も無視できません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成