右頸動脈の超音波像(別冊No. 1)を別に示す。この画像に認められるアーチファク…
右頸動脈の超音波像(別冊No. 1)を別に示す。この画像に認められるアーチファクトを低減するための方法として正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 送信周波数を下げる。偏移が小さくなり、上限内に収まります。
- ⑵ パルス繰り返し周波数を上げる。測れる速度の上限が、上がります。
- ⑶ 方位分解能の高い探触子(プローブ)に交換する。この現象とは、関わりません。
- ⑷ サイドローブの少ない探触子(プローブ)に交換する。これも、解消につながりません。
- ⑸ 超音波ビームの方向と血流方向のなす角度を小さくする。偏移が大きくなり、悪化します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑵です。血流の速さが折り返して表示される現象は、パルス繰り返し周波数が足りないために起こります。繰り返し周波数を上げるか、送信周波数を下げてドプラ偏移そのものを小さくすれば、測れる速度の上限が上がって折り返しを減らせます。探触子の交換や角度を小さくすることは、この現象の解消にはつながりません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成