通常の立位胸部X 線写真と比較して、仰臥位ポータブル胸部X 線写真の特徴で正しい…
通常の立位胸部X 線写真と比較して、仰臥位ポータブル胸部X 線写真の特徴で正しいのはどれか。
- ⑴ 心陰影は縮小する。拡大します。
- ⑵ 胃泡が明瞭となる。不明瞭に、なります。
- ⑶ 側面撮影の画質は向上する。体位が取りにくく、劣ります。
- ⑷ 肩甲骨の肺野との重なりが減少する。重なりやすく、なります。
- ⑸ 心陰影に重なる肺血管の描出が不良である。肺が縮み、見分けにくくなります。
解説
正解は⑸です。仰臥位では横隔膜が挙がって肺が縮み、撮影距離も短いため、心陰影に重なる肺血管が見分けにくくなります。心陰影は拡大し、胃泡は液体が広がって不明瞭になり、肩甲骨は腕を十分に回せないため肺野に重なりやすくなります。側面撮影は体位が取りにくく画質も劣ります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-06.html)を加工して作成