NaI(Tl)シンチレータに2.2 MeV のγ 線を入射させた場合に観察される…
NaI(Tl)シンチレータに2.2 MeV のγ 線を入射させた場合に観察されるエネルギースペクトルにおいて、エネルギーの高いものから順に並べたのはどれか。ただし、Compton〈コンプトン〉端をa、全エネルギー吸収ピークをb、ダブルエスケープピークをc、シングルエスケープピークをdとする。
- ⑴ a c b d全吸収ピークが、先頭にありません。
- ⑵ b a d c計算した値の順に、並んでいます。
- ⑶ b d c aコンプトン端の、位置が誤りです。
- ⑷ c d a b並びが、ほぼ逆になっています。
- ⑸ d a b c全吸収ピークの、位置が誤りです。
解説
正解は⑵です。全エネルギー吸収ピークは入射したエネルギーそのままの2.2メガ電子ボルトで最も高くなります。コンプトン端は約1.97メガ電子ボルト、消滅放射線が1つ逃げたピークは0.511を引いた約1.69メガ電子ボルト、2つ逃げたピークは1.022を引いた約1.18メガ電子ボルトなので、この順に低くなっていきます。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-06.html)を加工して作成