電子と物質の相互作用について正しいのはどれか。
電子と物質の相互作用について正しいのはどれか。
- ⑴ 線衝突阻止能は物質の密度に比例する。単位長さあたりで、密度に比例します。
- ⑵ 原子番号が大きくなると放射損失は小さくなる。大きく、なります。
- ⑶ 衝突損失は臨界エネルギーを超えると放射損失よりも大きくなる。上回るのは、放射損失です。
- ⑷ 電子の運動エネルギーが大きくなると密度効果の影響は小さくなる。影響は、大きくなります。
- ⑸ 水中でCherenkov〈チェレンコフ〉放射のしきいエネルギーは2.5 keV である。約260キロ電子ボルトです。
解説
正解は⑴です。線衝突阻止能は単位長さあたりのエネルギー損失なので、同じ物質でも密度が高いほど大きくなります。原子番号が大きいほど放射損失は大きくなり、臨界エネルギーを超えると放射損失が衝突損失を上回ります。運動エネルギーが大きくなるほど密度効果の影響は大きくなり、水中でのチェレンコフ放射のしきいエネルギーは約260キロ電子ボルトです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-06.html)を加工して作成