放射線治療において、高エネルギー光子線の吸収線量計測で正しいのはどれか。
放射線治療において、高エネルギー光子線の吸収線量計測で正しいのはどれか。
- ⑴ 電離箱の線質変換係数は電離箱の種類に依存しない。種類ごとに、決められます。
- ⑵ エネルギーが4MV の場合には固体ファントムを使用する。水ファントムを、用います。
- ⑶ エネルギーが高くなるほど電離箱の線質変換係数は大きくなる。小さく、なります。
- ⑷ エネルギーが高くなるほど水/空気の質量衝突阻止能比は大きくなる。これも、小さくなります。
- ⑸ Farmer〈ファーマ〉形電離箱による相対線量測定では半径変位法を用いる。半径の0.6倍、線源側へずらします。
解説
正解は⑸です。ファーマ形電離箱で深部量を測るときは、空洞の中心より線源側へ半径の0.6倍ずらした位置を実効的な測定点とみなす半径変位法を用います。線質変換係数は電離箱の種類ごとに決められ、エネルギーが高くなるほど小さくなり、水と空気の質量衝突阻止能比も小さくなります。基準の計測には水ファントムを用います。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-06.html)を加工して作成