リニアックによる電子線照射について正しいのはどれか。2つ選べ。
リニアックによる電子線照射について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 患者体表面近くで照射野を整形する。散乱しやすく、体表近くで整えます。
- ⑵ フラットニングフィルタが用いられる。X線で、用いる部品です。
- ⑶ モニタ線量計は複数のセグメントに分割されている。対称性も、監視できます。
- ⑷ 線量分布に勾配をかける場合はウェッジフィルタを挿入する。これも、X線で用います。
- ⑸ 偏向電磁石で偏向されたビーム直径は約2cm である。数ミリメートル程度です。
解説
正解は⑴と⑶です。電子線は空気中で散乱しやすいため、患者の体表近くに取り付けるアプリケータや鉛板で照射野を整えます。またモニタ線量計は複数の区画に分けられ、線量だけでなく左右上下の対称性も監視します。フラットニングフィルタとウェッジフィルタはX線で用いる部品で、偏向されたビームの直径は数ミリメートルです。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-06.html)を加工して作成