急性腹症患者の左側臥位腹部正面撮影で正しいのはどれか。
急性腹症患者の左側臥位腹部正面撮影で正しいのはどれか。
- ⑴ 腹水貯留の診断に用いる。別の方法で、診断します。
- ⑵ 尿管結石の診断に用いる。CTなどで、診断します。
- ⑶ 消化管穿孔の診断に用いる。遊離ガスが、右側腹部に集まります。
- ⑷ 発泡剤を飲ませてから撮影する。発泡剤は、使いません。
- ⑸ ポジショニング後は素早く撮影する。数分待ってから、撮影します。
解説
正解は⑶です。左を下にして横になると、消化管から漏れた遊離ガスが右の側腹部、肝臓と腹壁の間へ集まるため、わずかな穿孔でも見つけやすくなります。ガスが移動して安定するまで数分待ってから撮影します。腹水や尿管結石の診断には別の方法を用い、発泡剤は使いません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成