ある部位におけるデジタルX 線撮影において、管電圧70 kV、管電流100 mA…
ある部位におけるデジタルX 線撮影において、管電圧70 kV、管電流100 mA、照射時間0.1 s、SID 200 cm のとき、偏差指標[DI 〈deviation index〉]が−3 であった。DI を0にする条件変更はどれか。ただし、同一の画像処理を用いるものとする。
- ⑴ 管電圧を60 kV にする。線量が、さらに減ります。
- ⑵ SID を100 cm とする。距離を変えると、画像の条件が変わります。
- ⑶ 管電流を200 mA にする。線量を、2倍にできます。
- ⑷ 照射時間を0.3 s にする。3倍となり、行き過ぎます。
- ⑸ 0.5 mmAl 付加フィルタを加える。線量が、さらに減ります。
解説
正解は⑶です。偏差指標は、目標とする線量からのずれを10を底とする対数で表し、10倍した値です。マイナス3ということは10のマイナス0.3乗、すなわちおよそ2分の1の線量しか届いていないことを意味します。これを0にするには線量を2倍にすればよいので、管電流を100ミリアンペアから200ミリアンペアへ上げます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成