放射線治療における対症照射で正しいのはどれか。
放射線治療における対症照射で正しいのはどれか。
- ⑴ 積極的に化学療法を併用する。必須では、ありません。
- ⑵ 出血を伴う腫瘍には行わない。止血の目的でも、行います。
- ⑶ 1回5Gy を超える線量は用いない。高い線量を、当てることもあります。
- ⑷ 腫瘍性病変はすべて照射野に含める。症状のある部位に、絞ります。
- ⑸ 腫瘍による脊髄圧迫症状は緊急照射の適応となる。麻痺が、急速に進みます。
解説
正解は⑸です。腫瘍による脊髄の圧迫は、麻痺が急速に進んで元に戻らなくなるため、緊急に照射を始める代表的な適応です。対症照射は症状を和らげることが目的なので、出血を伴う腫瘍にも行い、短い回数で1回に高い線量を当てることもあり、すべての病変を照射野に含める必要もありません。化学療法の併用も必須ではありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成