MRI 造影剤について正しいのはどれか。2つ選べ。
MRI 造影剤について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 細胞外液性造影剤の血中半減期は約24 時間である。1時間半ほどです。
- ⑵ 腎性全身性線維症はGd 製剤の重篤な副作用である。腎機能が落ちた人に、起こります。
- ⑶ 経口消化管陰性造影剤であるMn 製剤は腎臓から排泄される。消化管から、排泄されます。
- ⑷ 肝特異性造影剤Gd - EOB - DTPA は細胞外液腔には分布しない。細胞外液腔にも、分布します。
- ⑸ 超常磁性酸化鉄〈SPIO〉製剤は腎機能障害があっても使用できる。鉄として、代謝されます。
解説
正解は⑵と⑸です。腎性全身性線維症は、腎機能が大きく落ちた人にガドリニウム製剤を使ったときに起こる重い合併症です。一方、超常磁性酸化鉄の製剤は肝臓の細胞に取り込まれて鉄として代謝されるので、腎機能が悪くても使えます。細胞外液性の造影剤の血中半減期は1時間半ほど、マンガン製剤は消化管から排泄され、肝特異性の造影剤は細胞外液腔にも分布します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成