MRCP 像(別冊No. 1)を別に示す。正しいのはどれか。
MRCP 像(別冊No. 1)を別に示す。正しいのはどれか。
- ⑴ phase contrast 法を用いている。この方法では、ありません。
- ⑵ 膵胆管の描出に陽性造影剤が使用されている。水そのものを、強調します。
- ⑶ 腸管信号の抑制に陰性造影剤が使用されている。重なる信号を、消すためです。
- ⑷ MinIP 〈minimum intensity projection〉が使用されている。投影には、最大値を使います。
- ⑸ 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査〈ERCP〉と比べて侵襲的である。侵襲は、少なくなります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。胆管と膵管を描く撮影では、重なってしまう胃や十二指腸の中の水の信号を消すために、鉄やマンガンを含む陰性の経口造影剤を飲んでもらいます。静止した水を強調する撮影なので造影剤で描くのではなく、投影には最大値を使い、位相差を使う方法でもありません。内視鏡を使う検査より侵襲が少ないことも利点です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成