X 線撮影において被検者の被ばく線量低減に効果がないのはどれか。
X 線撮影において被検者の被ばく線量低減に効果がないのはどれか。
- ⑴ 高感度増感紙を用いる。少ない線量で、撮影できます。
- ⑵ SID は1m 以上にする。皮膚入射線量が、下がります。
- ⑶ 固定式グリッドを用いる。画質が保たれ、再撮影が減ります。
- ⑷ 付加フィルタを薄くする。低いエネルギー成分が、残ってしまいます。
- ⑸ 可動絞りで照射野を絞り込む。当たる範囲が、狭くなります。
解説
正解は⑷です。付加フィルタを薄くすると、画像に役立たない低いエネルギーの成分が取り除かれずに患者の体に吸収されるため、被ばくはかえって増えます。高感度の増感紙を使うこと、撮影距離を1メートル以上にすること、散乱線を除いて再撮影を減らすこと、照射野を絞ることは、いずれも被ばくの低減につながります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成