超音波像におけるアーチファクトと発生する部位の組合せで正しいのはどれか。
超音波像におけるアーチファクトと発生する部位の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 音響陰影 ― 囊胞の後方嚢胞の後方では、増強が起こります。
- ⑵ 後方エコー増強 ― 胆石の後方胆石の後方では、陰影が出ます。
- ⑶ 多重反射 ― 横隔膜の後方体表近くの境界の間に、現れます。
- ⑷ ミラー効果 ― 血管壁の後方横隔膜の後方に、現れます。
- ⑸ レンズ効果 ― 腹直筋の後方屈折で、像が二重に見えます。
解説
正解は⑸です。腹直筋と脂肪の境で超音波が屈折すると、その後方で像が二重に見えるレンズ効果が生じます。音響陰影は胆石など強く反射するものの後方、後方エコーの増強は嚢胞の後方、多重反射は体表近くの平行な境界の間、ミラー効果は横隔膜のような強い反射面の後方に現れるので、ほかの組合せは入れ替わっています。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成