多分割照射を行うことで発生率の低下が期待できる有害事象はどれか。
多分割照射を行うことで発生率の低下が期待できる有害事象はどれか。
- ⑴ 皮膚炎早期反応で、効果は限られます。
- ⑵ 好中球減少これも、早期反応です。
- ⑶ 食道粘膜炎同じく、早期反応です。
- ⑷ 放射線肺炎照射体積の影響が、大きくなります。
- ⑸ 脊髄神経障害晩期反応で、障害を減らせます。
解説
正解は⑸です。1回線量を小さくして回数を増やす多分割照射は、αとβの比が小さい晩期反応組織ほど障害を減らせます。脊髄の神経障害はその代表で、発生率の低下が期待できます。皮膚炎や好中球減少、食道粘膜炎は早期反応で1回線量の影響が小さく、放射線肺炎も照射体積の影響が大きくなります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-06.html)を加工して作成