右側腹部走査で得られた超音波像(別冊No. 7)を別に示す。正しいのはどれか。
右側腹部走査で得られた超音波像(別冊No. 7)を別に示す。正しいのはどれか。
- ⑴ 腎結石を認める。強い反射も、影もありません。
- ⑵ 腎盂は拡張している。拡張は、見られません。
- ⑶ 肝の辺縁が鈍化している。辺縁は、鋭く保たれています。
- ⑷ 肝腎コントラストが増強している。腎皮質より、明らかに高くなっています。
- ⑸ Morison〈モリソン〉窩に腹水を認める。無エコーの帯は、ありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。肝臓の輝度が腎皮質より明らかに高く、両者の差が目立つ状態を肝腎コントラストの増強といい、脂肪肝の所見です。結石を示す強い反射と音響陰影はなく、腎盂の拡張も見られず、肝の辺縁は鋭く保たれ、肝臓と腎臓の間の窪みにも無エコーの帯はありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-06.html)を加工して作成