頸椎のMRI を依頼された。その患者の頸椎X 線写真(別冊No. 2)を別に示す…
頸椎のMRI を依頼された。その患者の頸椎X 線写真(別冊No. 2)を別に示す。この患者のMRI を行う際に適切なのはどれか。なお、使用されている金属はMRI を行っても安全な素材とする。
- ⑴ 厚いスライスを用いる。薄く、する必要があります。
- ⑵ 広い受信バンド幅を用いる。位置の誤差が、小さくなります。
- ⑶ 撮影条件を変更する必要はない。変更が、必要です。
- ⑷ グラディエントエコー法を用いる。磁化率の影響を、強く受けます。
- ⑸ 1.5 T よりも3T のMRI 装置を用いるのが望ましい。低いほうが、有利です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。写真から体内に金属があると分かるので、金属の周りの磁場の乱れによる偽像を抑える工夫が要ります。受信バンド幅を広くすると、同じ磁場のずれで生じる位置の誤差が小さくなり、偽像を減らせます。スライスは薄くし、グラディエントエコー法は磁化率の影響を強く受けるため避け、静磁場は低いほうが有利です。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-06.html)を加工して作成