X 線画像系の特性評価用器具の写真(別冊No. 11)を別に示す。この器具を使用…
X 線画像系の特性評価用器具の写真(別冊No. 11)を別に示す。この器具を使用して特性曲線を作成するとき誤差の要因となるのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 線質硬化厚い段ほど、線質が硬くなります。
- ⑵ 散乱X 線物質が厚いほど、増えます。
- ⑶ 焦点サイズ濃度には、影響しません。
- ⑷ 器具の厚さの精度段の比で、決まります。
- ⑸ 空気によるX 線の吸収ほとんど、影響しません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑵です。示された器具は厚さを段階的に変えた階段形のフィルタで、1回の照射で複数の露光量を与えて特性曲線を作ります。厚い段を通った線ほど低いエネルギー成分が抜けて線質が硬くなり、また物質が厚いぶん散乱線も増えるので、どちらも露光量の見積もりを狂わせます。焦点サイズと空気による吸収は、濃度の対応関係には影響しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-04.html)を加工して作成