立位および坐位が困難な消化管穿孔を疑う患者に対する腹部単純X 線撮影法で正しいの…
立位および坐位が困難な消化管穿孔を疑う患者に対する腹部単純X 線撮影法で正しいのはどれか。
- ⑴ 背臥位腹背方向撮影ガスが、広がってしまいます。
- ⑵ 背臥位第1斜位撮影遊離ガスの、描出には不向きです。
- ⑶ 腹臥位背腹方向撮影ガスが、広がってしまいます。
- ⑷ 左側臥位腹背方向撮影肝臓を背景に、見分けられます。
- ⑸ 右側臥位左右方向撮影胃泡と、重なります。
解説
正解は⑷です。消化管穿孔では腹腔内の遊離ガスを見つけることが要点で、立てないときは左側臥位にして水平方向からX線を入れます。こうするとガスが右の側腹部に集まり、肝臓という均一な陰影を背景にして見分けやすくなります。右側臥位では胃泡と重なって紛らわしく、背臥位や腹臥位ではガスが腹部全体に広がって指摘できません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-04.html)を加工して作成