1.37 及び2.75 MeV のγ 線を放出する²⁴Na のエネルギースペクト…
1.37 及び2.75 MeV のγ 線を放出する²⁴Na のエネルギースペクトルを測定した結果、0.51 MeV にピークが観測された。このピークを説明する現象はどれか。
- ⑴ 後方散乱入射エネルギーに、応じた位置です。
- ⑵ 制動放射連続分布として、現れます。
- ⑶ 干渉性散乱エネルギーは、ほぼ変わりません。
- ⑷ 電子対生成消滅光子が、ピークを作ります。
- ⑸ コンプトン散乱連続した、分布になります。
解説
正解は⑷です。2.75メガ電子ボルトのガンマ線は1.022メガ電子ボルトを超えるので、検出器の中で電子対生成を起こします。生じた陽電子が電子と結合して消滅すると0.511メガ電子ボルトの光子が2本出るため、これが吸収されて消滅ピークとして現れます。後方散乱や干渉性散乱は入射エネルギーに応じた位置に、制動放射は連続分布として現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-04.html)を加工して作成