肺の核医学検査で正しいのはどれか。
肺の核医学検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 肺塞栓症では換気の低下を認める。換気は、保たれます。
- ⑵ 99mTc - MAA の分布は投与するときの体位の影響を受ける。重力の影響を、受けます。
- ⑶ ¹³³Xe を用いた肺換気シンチグラフィでは側面像を撮影する。正面像を、撮影します。
- ⑷ 99mTc ガスを用いた肺換気シンチグラフィではSPECT 撮影はできない。断層撮影も、行えます。
- ⑸ 81mKr を使用した肺換気シンチグラフィでは肺からの洗い出しを評価する。短時間で崩壊し、評価できません。
解説
正解は⑵です。大凝集アルブミンの粒子は血流に乗って毛細血管に詰まるので、投与したときの体位によって重力の影響を受け、集積の分布が変わります。肺塞栓症では血流だけが下がり換気は保たれ、キセノンの検査では正面像を撮り、テクネチウムのガスでは断層撮影もでき、クリプトンのガスは短時間で崩壊するため洗い出しを評価できません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-04.html)を加工して作成