放射線治療では長期の休止により総治療期間が延長すると、治療効果が低下する場合があ…
放射線治療では長期の休止により総治療期間が延長すると、治療効果が低下する場合があることが知られている。この原因と考えられるのはどれか。
- ⑴ 再酸素化有利に、働く現象です。
- ⑵ 再低酸素化分割のたびに、起こります。
- ⑶ 加速再増殖分裂が、元より速くなります。
- ⑷ 細胞周期の再分布有利に、働く現象です。
- ⑸ 亜致死障害からの回復分割のたびに、起こります。
解説
正解は⑶です。照射を始めてしばらくすると、生き残った腫瘍細胞の分裂が元より速くなる加速再増殖が起こります。治療を長く休むとこの増殖が進み、せっかく減らした細胞が元に戻ってしまうため効果が落ちます。再酸素化と細胞周期の再分布は治療に有利に働く現象、亜致死障害からの回復と再低酸素化は分割のたびに起こる現象です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成