右副腎腫瘍の患者に放射性医薬品を投与して得られた画像(別冊No. 7)を別に示す…
右副腎腫瘍の患者に放射性医薬品を投与して得られた画像(別冊No. 7)を別に示す。使用された放射性医薬品はどれか。
- ⑴ ¹⁸F - FDGこの分布には、なりません。
- ⑵ ⁶⁷Ga - クエン酸この分布には、なりません。
- ⑶ 99mTc - MIBIこの分布には、なりません。
- ⑷ ¹²³I - MIBG交感神経の末端に、取り込まれます。
- ⑸ ¹³¹I - アドステロール副腎皮質の、薬剤です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された画像では、右副腎の部位に強い集積があり、心筋と唾液腺にも生理的な集積がみられます。この分布は、交感神経の末端に取り込まれるメタヨードベンジルグアニジンの特徴で、副腎髄質に生じる褐色細胞腫を描出したものです。アドステロールは副腎皮質の薬剤で、残りの三つはこの分布を示しません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成